2014年8月29日 – 10月17日

新潟市新津美術館で「新潟日報所蔵による ふるさとの作家たち展」 が8月30日~10月17日まで開催されています。
8月29日、主催者の新潟市、新潟日報社、BSNなどの関係者が参列し、「開場式」が行われました。
白鳥の「秋麗」(20号変形)も展示されています。この作品は2000年に制作され、大変人気がありました。新潟の企業・ナミックス小田嶋社長様からも2008年竣工のナミックステクノコア・エントランスロビーに飾る絵を「秋麗」のように、ということで、「我が心のふるさと」(4×1.6m)を制作し納めさせていただきました。
今回の企画で展示されている「秋麗」作品は、「ふる里」シリーズの契機になった作品です。

2013年9月23日

新潟日報高橋道映社長主催の「トキの会」でお近付きになった、二幸産業株式会社(本社東京)の会長、小林保廣様から菩提寺である新潟糸魚川の大雲寺へ「白蓮」(3×1.5m)をテーマに奉納画を依頼されました。一年の制作後、2013年9月23日、無事に奉納式を済ますことができました。

「白蓮」 奉納:小林保廣 作画:白鳥十三

2013年09月24日 糸魚川タイムス

古里に恩返し

糸魚川市出身で二幸産業(本社・東京)会長の小林保廣さん(77)は、”古里への恩返し”として菩提(ぼだい)寺である同市田伏の大雲寺(丸太龍也住職)に、東京都内でアトリエを構える画家・白鳥十三さん(64)が描いた「白蓮(びゃくれん)」を寄贈した。23日に同寺本堂で除幕式が行われ、小林さんらが東京から駆け付ける中、大作が初お披露目された。小林さんは「地域に貢献したかった。お寺にふさわしい作品が本堂に飾られてうれしい」と話し、丸田住職は「気持ちが落ち着く素晴らしいハス画。心のよりどころになる」と喜んだ。

寄贈者の小林さんはエジソンに憧れて上京。「仲間とお客様がいてこそ幸せになれる」をモットーに二幸産業を興した。創業から半世紀、ビル管理や介護事業も合わせ日本一のビルメンテナンス企業を築き上げた。作者の白鳥さんは新潟市出身で、アクリルと岩絵の具を使った混合技法で知られている画家。デジタル技術の「ジクレー版画」にも取り組んでいる。小林さんと白鳥さんの交流は森邦雄副知事(64)が縁。小林さんは要人が集まる県人会で白鳥さんの絵と出あい、「古里の梶屋敷から見える夕映えの日本海を描いてほしい」と懇願。見事な出来栄えに、菩提寺に寄贈する作品の制作依頼を決意した。

1年かけ大作

白鳥さんは以前に描いたハス画と東京・上野のハスをベースに、1年がかりで仕上げた。「キャンバスで葉や白い花を何度もずらした。パズルのようだった」と振り返った作品は、200号に相当する縦1.6メートル、幅3メートルの大作。「依頼された時期はハスの季節が終わっていたので、以前に新潟で描いたハスを思い浮かべながら進めた。白いハスは住職の希望でした」と明かした。除幕式には小林さん、白鳥さん、森副知事らが駆け付けた。幕が取り払われると、本堂に荘厳な「白蓮」が姿を現した。白鳥さんと高校の同級生でもある森副知事は「白鳥さんの絵は古里を思う気持ちで満ちあふれている」とあいさつ。丸田住職は「白いハスは仏と深い関わりがある。本堂にふさわしい」と話した。除幕された白蓮をあらためて見つめた小林さんは「最高だね。これからも地域貢献していきたい」と満足した様子だった。

2012年05月06日 Sunday世界日報

ふるさと愛する独住画家

新潟平野から山並みを臨む朝焼けの風景を描いた画家・白鳥十三さんの作品『わが心の故郷』。4.0メートル×1.5メートルの大作だ(写真左下)。

たなびく雲に映る朝陽の微妙な色合いの変化が、静かに円環する地球時間の朝の空気を伝えている。立ち上る朝霞がまもなく消え、水面に陽の光がきらきら光り始めた。今朝、目覚めたばかりの人の心に、希望の1日の予感さえ与えてくれる。「自然とはこういうものだったのか」とため息が出てくるほど感動的だ。

セラミック二次電池など、導電・絶縁材料のパイオニアとして知られる株式会社ナミックス(新潟市北区)の研究棟エントランスロビーに飾られている。「ふるさとの情感を感じていただければ」と、絵の前に立つ白鳥さん。

ふるさと愛する独住画家

新潟平野から山並みを臨む朝焼けの風景を描いた画家・白鳥十三さんの作品『わが心の故郷』。4.0メートル×1.5メートルの大作だ(写真左下)。

たなびく雲に映る朝陽の微妙な色合いの変化が、静かに円環する地球時間の朝の空気を伝えている。立ち上る朝霞がまもなく消え、水面に陽の光がきらきら光り始めた。今朝、目覚めたばかりの人の心に、希望の1日の予感さえ与えてくれる。「自然とはこういうものだったのか」とため息が出てくるほど感動的だ。

セラミック二次電池など、導電・絶縁材料のパイオニアとして知られる株式会社ナミックス(新潟市北区)の研究棟エントランスロビーに飾られている。「ふるさとの情感を感じていただければ」と、絵の前に立つ白鳥さん。

もう1枚の絵は平成22年、NHKハート展出品作『道』(写真右下)。こちらは実に楽しく、心が自然に浮き立ってくる。人は、絵の中に生の現実を見ようと絵画展に足を運ぶのではない。だからと言って、現実から離反した絵はよほどつまらない。現実と非現実の被膜のあわいに、人間の優しさや、楽しさをぐっと詰め込み、白鳥さんならではの具象を現出した。

1960年代、前衛的なコンセプチュアルアートなど現代絵画が、わが国になだれ込んできたが、白鳥さんは「ぼくにはどうも肌に合わない、要するに(目指すものが)違うんじゃないか」と。そして23歳の時、『造形志向の強い絵ではなく、崇高で精神性の高い、気持ちがすっと抜けてゆくような具象絵画を目指していく』と思い定めた。「それ以降、ぼくの(絵の作り方の)肝は変わらない。見ていただく肝でもある」。見飽きない、人の心をつかんで離さない白鳥絵画のマジックの秘密がここにある。

新潟県出身。同郷の作家・坂口安吾の石碑をテーマにした『ふるさとは語ることなし』や歌人、書家で古都・奈良を再発見した會津八一にちなむ『法隆寺西門』の作品などがある。"愛郷家"の心は、彼らのそれに通じている。

実家のすぐそば、歩いて1、2分のところに會津八一最晩年の住居(現・北方文化博物館新潟分館)があった。「年報を見ると、ぼくが生まれて、先生が亡くなる最後の7年間が重なっている。ぼくは、よくパン屋にお使いに行っていたが、その向かいがお宅。ひょっとしたらお会いしてるかもしれない。そんな親密感もあるんです」。「先生の書の『独住』という言葉もぼくと同じで、好きだなぁ、生意気だけど―」。

小さい頃絵をよく描いていたが、中・高と絵を封印。進学校の新潟高校へ通ったが、18歳の時、画家になるよう、内なる声が・・・。進路について、高校、大学と父親と確執が続いたが、大学を出ても絵をやると言い出した時、父が折れ、「実は・・・」切り出した。白鳥さんが小さい頃に描く絵を見た、新潟県出身で、日本画家の小島丹漾師(奥村土牛門下)が父親に、「この子が18ぐらいになって、絵をやりたいと言い出したら、やらせたほうがいい」と勧めたというのだ。父親はこの時初めて白鳥さんに明かした。

以来40年を超え、自信に満ちた魂の自由人だ。大柄でゆったりした風貌。鷹揚に見えるが、親しみがあって、面倒見がいい。戦後、大好評を博した獅子文六の小説『自由学校』の主人公、五百助を彷彿とさせる。

2011年11月28日 – 12月4日

東京・銀座ギャラリー喜久田

飛鳥天空 F20号 額外寸 95 × 85cm

ふる里は語ることなし F10号 額外寸 78 × 70cm

花摘み F20号 額外寸 95 × 85cm

斑鳩の里 F20号 額外寸 95 × 85cm 売約済み

夕映えの日本海 F6号 額外寸 61 × 51.8cm 売約済み

法隆寺西門 F10号 額外寸 78 × 70cm 売約済み

飾り壺とオールドローズ 楕円8号 額外寸 45 × 33cm 「並河靖之頌」

斑鳩の里 F20号 額外寸 95 × 85cm 売約済み

飛鳥天空 F20号 額外寸 95 × 85cm

法隆寺西門 F10号 額外寸 78 × 70cm 売約済み

ふる里は語ることなし F10号 額外寸 78 × 70cm

夕映えの日本海 F6号 額外寸 61 × 51.8cm 売約済み

飾り壺とオールドローズ 楕円8号 額外寸 45 × 33cm 「並河靖之頌」

花摘み F20号 額外寸 95 × 85cm